――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」  ***  ピンタレストとズーム・ビデオ・コミュニケーションズにとって、株式市場への船出は大胆というよりも必要な動きだった。  IT部門のユニコーン(評価額が10億ドル超の新興企業)の両社はこのほど新規株式公開(IPO)に踏み切った。ピンタレスト株のIPO価格は仮条件を上回る金額に設定され、上場初日の18日には28%上昇した。ズーム株も仮条件を上回る金額に設定され、72%上昇した。ズームの終値で計算した時価総額は、直近の評価額の14倍を上回った。