本誌史上最高楽チンです!『週刊ダイヤモンド』4月27日・5月4日号の第1特集は「漫画・ランキング・図でわかる! 決算書・給料・経済ニュース」です。読めば、これからの必須スキル財務三表読解術が簡単に身につきます。さらに、日本人の給料と主要経済ニュースまで、「カネ」について一気に理解ができる特集です。48ページの漫画に、27本のランキング、大きな三角図などで直感的にわかる構成になっています。

カネに悩まないために
三つのことを知るべき

 「カネだ! カネが人間の全てだ!」。これは紀元前にギリシャで覇権を握った国家スパルタのアリストデモスという人の言葉です。また、すでにギリシャ時代には不動産担保ローンがあり、払えなくなった人は奴隷になることもありました(特集内の漫画で紹介)。

 とかく、人類が資本主義によってカネの権化になったのはつい最近のことだ、昔の人はカネに関しては牧歌的だったなどと考えがちですが、そんなことはありません。資本主義が登場するはるか昔の紀元前から、人類はおカネに縛られてきたのです。

 おカネ。それは、大きな喜びを与えてくれますが、常に人類を悩ませ、時には世界全体を巻き込むような悲劇すら起こしてきました。

 間違いないのは、現代ではますますその傾向が強くなっているということ。人類がおカネを支配しているのではなく、おカネが人類を支配しているかのようです。

 でも、安心してください。きちんと武装すればおカネの不安や魔力に打ち勝つことができます。

「おカネ」と表現すると、漠然としてつかみどころがないかもしれません。

 しかし、今の時代に働く人に関して言えば、おカネの悩みを打破するに当たり必要なのは「会社のおカネ」「自分のおカネ」「世の中のおカネ」についての知識です。

 言い換えれば「決算書」「給料」「経済ニュース」の三つを知ることです。もちろん、投資や年金などについても知るべきですが、仕事に関係するおカネについては先ほどの三つを押さえておけば大丈夫です。

 本特集の目的は、「漫画」「ランキング」「図」を効果的に使い、その三つを楽チンに理解することです。

 特に、決算書はこれまで本誌で何度か特集してきましたが、本誌史上最高の楽チンさです。ビジネスパーソンにとって必須のスキルである決算書読解術が指さし確認だけで体得できます。

 働く個人と企業、国家をつなぐ結節点ともいえる給料はランキングを豊富に掲載しました。

 さらに、経済ニュースは「国家」「企業」「個人」の3者の関係性の図から、日本が抱える問題を易しく解説しています。

 4~5月は企業の決算発表が集中し、初任給が出たり異動で年収が変わったりするタイミングです。これまで難しいからとおカネに関して知ることを避けてきた人も、今回こそトライしてみてください。

指差し一発確認で
一気に財務通に!

『週刊ダイヤモンド』4月27日・5月4日号の第一特集は「漫画・ランキング・図でわかる! 決算書・給料・経済ニュース」です。

 本特集では、三つのことが理解できます。一つ目は、ビジネスパーソンの必須スキル、決算書読解術。二つ目は、日本人の給料。三つ目は、経済ニュースです。

 決算書についていえば、面倒くさいことは一切覚えなくていい構成になっています。基本は「指さし確認して割って、業種平均と比べる」だけです。そして約30業種の平均が全ての指標のページに掲載してあります。

 これで、職場の上司や後輩には「あの企業のROEはいまひとつだな」などと、財務通のように語れます。

 今回の特集では決算書の詳細な構造の説明は掲載してありますが、そこを読まなくても読解術が身につくようになっていて、「読み飛ばしOK!」と表記してあります。

 もちろん、具体的な企業の事例や深掘りした分析もたくさん出てくるので、すでに財務を理解している人にとっても読み応えのある内容になっています。

 次に給料ですが、下落率、上昇率、40歳時点の年収など、7つのランキングで日本人の給料の実像をあぶり出します。

 さらに、経済ニュースでは、「国家・企業・個人」の三角図により、視覚的に理解が進むはずです。

 また、冒頭の48㌻にも及ぶ漫画「人類とカネ 3800年を巡る旅」では、決算書、給料、カネという人を取り巻くカネの歴史が楽しく学べ、その三つが繋がっているんだなということが、よくわかります。

 ゴールデンウィークに自分をバージョンアップさせたい方にはぴったりの内容となっています。是非、ご一読ください。