定年後に自分を見失わない人が、半月に一度は友人と酒を飲んでいる理由
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日本人はとにかく
「節目」好きな国民である

 元号がいよいよ「令和」に変わりました。前回は平成の最後ということで、新しい元号をどのように受け止めるべきかを提案いたしました。みなさんは「書き初め」をやってみましたか?

 元号が変わるという経験は、まさに国を挙げて“再起動”するようなものです。せっかくですから、自分自身も再起動してスッキリとした気持ちで新たな一歩を踏み出したいものです。

 さて今回は、もっと日常にある「節目」を楽しむという話題です。元号が変わるような大きな節目は頻繁にはありませんが、小さな節目はたくさん存在します。

 明確に比較したわけではありませんが、日本人は、他の国の人と比べて年間の「節目」が多いのではないでしょうか。多くの国ではまず宗教的なイベントがあります。さらに、土着的なお祭りのような儀式や子どもの成長に合わせたしきたりがあります。これは日本でも同じなのですが、わが国の場合、複数の宗教の行事を本来の形とは少し変えて、ライトな感覚で、お祭り気分で楽しんでしまっていますから、どうしても数が多くなります。

 さらに、これらに加えて四季折々の行事や祭りがあるので、年がら年中、様々な「節目」を楽しむことができる国民であるわけです。こんなに素敵なことはないと思います。とりわけ、会社勤めを終え、リタイア生活に入った方にとっては、この節目こそが生きがいにもなり、生活の張りにつながるということもあるでしょう。