そんな収益の源泉となるAUMの内訳について、顧客タイプ・運用スタイル・商品タイプ別でそれぞれ資産残高と手数料収入に占める比率に分けて示したのが図2だ。

 運用業界には大きく、市場平均を上回る成績を目指す「アクティブ型」のファンド運用に比重を置く会社と、S&P500といった指数に値動きが連動する「パッシブ型」を中心とする会社があるが、ブラックロックは後者。インデックス型ファンドやETF(上場投資信託)の比率が資産残高の7割近くに上っているのが分かる。

 中でも特徴的なのは「iShares(アイシェアーズ)」という、同社が運用・販売しているETFの比率が残高ベースで3割、手数料収入ベースでは約4割に達し、大きな稼ぎ頭になっていることだ。実は、ブラックロックがここまでの地位を築き上げられたのは、このETFの存在が大きい。