日本の大規模再開発を担う3大不動産デベロッパーといえば、三井不動産と三菱地所、住友不動産だ。この3社の扱う物件がひしめくエリアといえば、東京駅周辺である。

 駅西側に位置する大手町、丸の内、有楽町のいわゆる「大丸有」を牛耳るのが地所で、駅の東側にある八重洲、日本橋が三井不の牙城だ。そして、八重洲に進出を果たす住不といった具合だ。