【ワシントン】ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話サービス大手スプリントと同業TモバイルUSの合併計画を巡り、米連邦通信委員会(FCC)のアジト・パイ委員長は20日、両社が一連の条件に同意したことを受け、条件付きで支持すると表明した。  パイ委員長は「FCCの2つの最優先事項は地方のデジタルデバイド(情報格差)を埋めることと、次世代の無線通信技術である5Gにおける米国のリーダーシップを前進させることだ」とした上で「Tモバイルとスプリントのコミットメントは、この重要な目標をそれぞれ大きく前進させるだろう」と述べた。