フレームワーク30 DAY15 VRIO

 企業が持つ経営資源(内部資源)やその活用能力を四つの切り口で分析する考え方が「VRIO(ヴリオ)」だ。これは企業が持つ経営資源を分析する「リソース・ベースド・ビュー(RBV)」と呼ばれるアプローチを考える上でのフレームワーク。いずれも満たせば、持続的な競争優位性が保てると判断されることになる。

 例えば、自社が持つ技術力の優位性を分析する際、その技術力でチャンスを捉えたり脅威を打ち消したりできるか考えるのが「経済価値」。「希少性」ではその技術の保有企業が多いか少ないかを見る。

 また、その技術を持たない企業が獲得するならコスト負担が生じたり不利な立場に立たされたりするかどうかを見る切り口が「模倣困難性」。技術力活用に向けた組織体制や仕組みが整っているかを「組織」で確認する。各項目の在り方によって、競争優位性は下図下段のように整理される。

(週刊ダイヤモンド2017年8月5号「ロジカルシンキング&問題解決法」を基に再編集)