フレームワーク30 DAY30 バランストスコアカード

 トップがビジョンを掲げても、なかなか現場には浸透していかないもの。バランストスコアカードは、戦略を効率的に組織に落とし込むためのツールだ。

 米ハーバードビジネススクールのロバート・S・キャプラン教授と、コンサルティング会社社長のデビッド・ノートンが1992年に発表。米国では非常に多くの企業で導入されている。効果の実証研究も盛んで「正しく使えば間違いなく効果が出る」という意見が優勢なのだ。

 具体的には、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長という四つの視点から戦略を立てていく。四つの視点に対して、課題や目標、道筋を具体的に挙げ、「重要評価指標(KPI)」を日常的に実現できているかどうかをチェックすることで、戦略の組織への落とし込み、達成を図る。

(週刊ダイヤモンド2017年8月5号「ロジカルシンキング&問題解決法」を基に再編集)