フレームワーク30 DAY29 PM理論

 リーダーは孤独で相談相手もなかなかいない。そんなときに用いれば、自分で強み弱みを認識し、改善できるのが、このPM理論だ。人事部がリーダーのバランスを確認し配置転換する際にも生きる。

 リーダーシップは「P機能(Performance function):目標達成機能」と「M機能(Maintenance function):集団維持機能」の二つの能力で構成されているという理論で、三隅二不二教授が提唱した。

 P機能は部下への指示や叱咤激励により、目標を達成する能力で、M機能とは人間関係に配慮し、集団のチームワークを維持・強化する能力のこと。四つに分類可能で、PM型は目標を達成する力があり、集団を維持・強化する力もある。対極がpm型。

 PM型リーダーが多い組織が理想だが少数派。Pm型が多い組織は古いタイプの営業手法が通じる「体育会系の組織」。pM型が多いのが財閥系老舗企業など高学歴で繊細な人が多い組織となる。

(週刊ダイヤモンド2017年8月5号「ロジカルシンキング&問題解決法」を基に再編集)