フレームワーク30 DAY13 アドバンテージ・マトリクス

 事業ごとの特性を競争上の「戦略変数の数」と「優位性構築の可能性」の二つの評価軸から見極めるフレームワークが「アドバンテージ・マトリクス」。「PPM分析」を開発したボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が提唱した。

 これによれば、二つの軸を用いて事業タイプを四つに分けると「分散型」「特化型」「手詰まり型」「規模型」に整理できる(次ページの図参照)。各タイプで売り上げ規模と収益性の関係が異なるため、事業がどこに位置するのかを把握することにより、戦略の方向性を決める際の参考になる。