甚大な被害をもたらした西日本豪雨から約1年。ここ数日も九州や四国地方で大雨が続いています。今回は江戸川区などが作成したハザードマップと、避難のためのマイ・タイムラインの作り方を、リスク対策.comの人気コラムニストであるアウトドア流防災ガイド・あんどうりす氏が紹介します。

ここにいてダメなのは江戸川区だけじゃない

江戸川区水害ハザードマップ「ここにいてはダメです」と表紙に書かれ、反響を呼んだ江戸川区水害ハザードマップ (https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/519/sassi-ja.pdf) 拡大画像表示

 東京都江戸川区のハザードマップ、「ここにいてはダメです」は、SNSでも話題になっていますね!

 江戸川区のツイッターでも反響について書かれていました。

 ところで、この江戸川区のハザードマップ、防災関係の方は「どこかで見たことある」と思ったことでしょう。

 実はこれ、2018年8月に設置された「江東5区広域避難推進協議会」が作成した「江東5区大規模水害広域避難計画」および「江東5区大規模水害ハザードマップ」でこの図の基は公開されています。

 さきほどの図との違いを見比べてみてください。