• 堅調なIPO市場、法人向けソフトウエア企業が人気• 堅調なIPO市場、法人向けソフトウエア企業が人気ハイテクバブルの崩壊から約20年が経つが、ペット用品大手ペッツ・ドット・コムは、依然として1990年代の行き過ぎた新規株式公開(IPO)の象徴となっている。同社が2000年に上場した時、累計売上高は600万ドルを下回り、設立後1年にすぎなかったが、それでも時価総額は3億ドルを超えた。しかし、1年もしないうちに同社は破綻した。同社の最高経営責任者(CEO)だったジュリー・ウェインライト氏は、高級ブランドの中古品販売サイト、ザ・リアルリアル(REAL)を2011年に設立した。6月28日に上場し、公開価格は20ドル、時価総額は16億5000万ドルとなった。上場初日、株価は急上昇した。