メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが23日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、ユーザー数が上場後最大の伸びを見せ、売上高も好調だった。アプリの改善や幹部の刷新が事業の成果に結びついたようだ。デーリーアクティブユーザー(DAU)は前期比7%増の2億0300万人。前期から1300万人の増加は2017年の新規株式公開(IPO)以降で最大の伸びとなる。ユーザー数は3期にわたり横ばいか減少したあと、2期連続で増えた。ファクトセットがまとめたアナリストらのDAU予測は1億9200万人だった。スナップの第2四半期の売上高は前年比48%増の3億8800万ドルで、ファクトセットによるアナリスト予想を大幅に上回った。同社は7-9月期(第3四半期)の売上高見通しについて4億1000万〜4億3500万ドルとしている。スナップ株は時間外取引で11%を超える上昇を見せた。
米スナップ、過去最高の利用者数増 アプリ刷新などの効果か
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