7日の米国債相場は上昇。安全逃避の買いで世界的に国債利回りが低下、株式市場は再び荒い値動きとなった。米中の貿易・通貨戦争を巡る先行き不透明感が強まった。指標銘柄の10年債利回りは米東部時間午後3時時点で1.675%と、前日の1.740%から低下(価格は上昇)。一時は1.6%を割り込んでいた。米株式相場はまちまち。貿易と通貨を巡る米中対立の先行き不透明感から安全資産への逃避が加速し、国債利回りが低下、株価は乱高下した。ダウ工業株30種平均は一時589ドル下げたものの、引けにかけて下げ幅を縮めた。ダウ平均の終値は前日比22.45ドル(0.09%)安の2万6007.07ドル。S&P500種指数は2.21ポイント(0.08%)高の2883.98、ナスダック総合指数は29.56ポイント(0.38%)高の7862.83で取引を終えた。