米上場企業の間で、銃暴力事件が業績に与える影響をひそかに投資家に警告する動きが広がってきた。  米証券取引委員会(SEC)への提出資料を分析したことろ、レストラン・娯楽施設運営のデイブ・アンド・バスターズ・エンターテインメントやレストランチェーンのデル・タコ・レストランツ、テキサスの不動産会社ストラタス・プロパティーズなどの企業は、直近の年次報告書で、「アクティブシューター(無差別銃撃者)」による事件発生のシナリオを「リスク要因」として情報開示している。レストラン運営のザ・チーズケーキ・ファクトリーは過去4年の報告書にこれを盛り込んでいる。