――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   今のところ、環境に優しい投資の全てが割高というわけではない。  欧州の製紙・包装大手モンディは、プラスチックへの逆風やオンライン小売りの成長に恩恵を受ける格好の例だ。短期的な懸念がバリュエーションに重しとなっており、投資家にとっては押し目買いの好機が訪れている。  プラスチックの包装は不人気だ。スイスの食品大手ネスレや英蘭系食品・日用品大手ユニリーバのような世界的な消費者ブランドは、環境への負担が少ない新たな商品パッケージを必要としている。