116年の歴史を誇る米大型バイクメーカーのハーレーダビッドソンが先週、電動自転車を公開した。同社はこれまで、タトゥーを入れて黒の革ジャケットを着たバイカーたちを魅了してきたが、今後は同社製の自転車に乗った一団が街を疾走することになるかもしれない。  洗練されたデザインのこの自転車が「世界中の新世代ライダーを刺激する」ことを同社は期待している。  若い世代をひきつけるには新しい風が必要だ。バイカーの高齢化が進み、新たに顧客を魅了するのは難しくなってきている。主力事業であるオートバイとその関連製品の売り上げは2014〜18年で12%落ち込んだ。