高血圧は心疾患や脳卒中など、重大な疾患を引き起こす原因になるため、多くの人が気をつけなければならない問題です。では、高血圧予備軍や既に血圧が高めと言われている人たちは、どのようにして血圧をコントロールすればよいのでしょうか。
今回は食事でできる、血圧コントロールのコツをお伝えします。
高血圧はどうして危険?
高血圧は生活習慣病の1つで、自覚症状がほとんどないまま病気が進行していくため「サイレントキラー」とも呼ばれています。気づいたころには血管はもろくなり、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの疾患を引き起こしてしまうのです。放置すれば動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞などさまざまな病気の原因につながってしまいます。
高血圧は遺伝的な要因も含まれますが、飲酒や喫煙、食生活の乱れ、肥満などによっても起こるため、防ぐことができる病気でもあります。若いころに比べ血圧が高くなってきたなと感じたら、今日から食事の見直しを始めてみましょう。