米ボーイングが最新鋭機「737 MAX」運航停止の影響で損なわれている資本基盤を強化するため、借り入れを通じた資金調達を検討している。複数の関係者が明らかにした。  ボーイングの資料によれば、昨年9月末時点で手元資金は約200億ドル(約2兆1600億円)あり、資金不足に陥っているわけではない。ただ2度の墜落事故を起こしたMAXに関わる費用が膨らんでいる。  ボーイングはMAX墜落で犠牲になった346人の遺族や航空会社への補償に直面している。今月はMAXの生産を見合わせて一部の費用を節減したが、機体の販売で得られる収入も失われている。