米国防総省は6日、中東地域に「 B52」戦略爆撃機を配備し、増派も行う計画を明らかにした。国防総省によると、イタリアのビチェンツァに拠点を置く第173空挺旅団の隊員約200人が中東に派遣される。国防当局者によると、同旅団の一部はレバノンの首都ベイルートにある米大使館の警備に当たる。イラン革命防衛隊の精鋭部隊のガセム・ソレイマニ司令官が3日に殺害されて以降、既に米兵1万人以上が中東地域に移動したり警戒態勢を取ったりしている。そのうち約5000人の海兵・水兵が米海軍の強襲揚陸艦「バターン」に乗船して中東に向かっている。複数の米当局者によると、B52飛行部隊と共に数百人の軍事要員も派遣される。米軍は2019年にカタールの基地にB52を配備したが最終的に撤収していた。今後数日で6機のB52が再び配備される予定だという。
米、中東に「B52」戦略爆撃機を配備へ 増派も
有料会員限定
あなたにおすすめ