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売上高や従業員数が大きいからといって優良企業とは限らない。本当の優良企業とは、本業で効率よく稼ぎ、盤石の財務基盤を備え、集めた資本を効率的に使うことができる会社のことだ。今回から3回連続で「本当の優良企業ランキング」をお届けする。(ダイヤモンド・セレクト編集部)

 本当の優良企業ランキングの第1弾は、売上高営業利益率でランキングした「本業で効率よく稼ぐ会社TOP50」だ(表参照)。

 営業利益は本業で稼いだ利益を表すため、企業の本業における力量を計ることができる。今回、営業利益の絶対額ではなく売上高に対する比率で比較するのは、絶対額そのものが小さくても効率的に稼ぐ企業を見分けるためだ。 

 例えば、トヨタ自動車の2019年3月期の営業利益は2兆4675億円と巨額に上る。しかし売上高も30兆2256億円に達するため、売上高営業利益率は8.2%と二桁に届かない。

 一方、ランキング2位に入った同じ製造業のキーエンスを見てみると、営業利益は3178億円とトヨタの7分の1以下だが、売上高が5870億円となっており、売上高営業利益率は54.1%に達している。 

 4位のペプチドリームは、東京大学発のバイオベンチャー企業で、売上高は72億円とトヨタと比べるべくもないが、売上高営業利益率は49.6%とトヨタより6倍超も効率よく稼いでいる。 

 13位の医療機器メーカーのマニーも、183億円の売り上げに対して58億円の営業利益を上げており、売上高営業利益率は32%に達する。このように売上高営業利益率で比べると小さくとも光る企業がたくさんある。