【ワシントン】7日夜、ホワイトハウスのシチュエーションルーム(危機管理室)には、イランの動向を警戒するドナルド・トランプ米大統領と安全保障担当顧問らが集まっていた。イランがイラク領内の米軍基地2カ所にミサイル攻撃を行うとの警告が出ていたためだ。  イランの攻撃により犠牲者が出ていないことが分かると、室内には安ど感が広がった。政権関係者が明らかにした。  トランプ氏はその翌朝、会見を開き、イランに追加制裁を科すと述べたが、新たな軍事行動は発表しなかった。長年敵対する両国がひとまず、戦争突入の瀬戸際から後退した瞬間だった。