米シティグループが14日発表した2019年10-12月期(第4四半期)決算は増収増益となった。純利益は15%増加し、市場の予想を上回った。投資銀行部門が好調だった。純利益は49億8000万ドル(前年同期は43億1000万ドル)、1株利益は2.15ドル(同1.64ドル)。税金関連で1株当たり0.25ドルの押し上げ効果があった。ファクトセットがまとめたアナリストの予想は、この税効果を除いて1.81ドルだった。収入は7%増の183億8000万ドル(同171億2000万ドル)と、アナリスト予想の179億ドルを上回った。個人向け銀行事業の収入は5%増の84億6000万ドル、利益は12%増の15億8000万ドルだった。法人向け銀行事業は収入と利益が共に10%増え、それぞれ93億8000万ドル、28億8000万ドルとなった。
シティグループ、10-12月期は増収増益 市場予想上回る
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