米航空機大手ボーイングは17日、小型旅客機「737 MAX(マックス)」の運航開始を前に新たなソフトウエアの問題に直面していることを明らかにした。業界関係者や政府当局者によると、飛行制御コンピューターがフライト前に出力を上げる必要があるが、この問題が妨げになる恐れがあるという。  ボーイングは不具合の修正に取り組んでいると説明した。これまでにも予想外の技術的問題が相次ぎ発生し、737MAXの運航再開は何カ月も遅れている。