米トランプ政権のジャレッド・クシュナー氏主導の中東和平構想に関するこれまでの報道からすると、ホワイトハウスはパレスチナ国家樹立を排除する一方でイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相には何一つ譲歩を要求しないと思っていた人もいるだろう。しかし、28日にホワイトハウスで発表された和平案は、ずっと思慮深いものだ。同案の主眼は「2国家共存」による解決策の支持にあり、ネタニヤフ氏への政治的影響は今のところ明確ではない。
【社説】トランプ流ディールのパレスチナ版
前例にとらわれない中東和平案
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