米大統領選で民主党からの指名獲得を争っているマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長の陣営は18日、同氏が大統領に当選した場合は共同創業した金融情報通信社のブルームバーグを売却すると明らかにした。陣営によれば、ブルームバーグ氏は同社をブラインド・トラスト(白紙委任信託)に移管し、その後売却する意向。同氏が大統領選への参戦を11月に表明して以降、ブルームバーグ社の今後についてさまざまな疑問が浮上していた。同氏陣営やブルームバーグ社に近い関係者らは当初、当選した場合は通信社をトラストに移管する考えを示していたが、ブルームバーグ氏本人はその後、売却の可能性もあるとしていた。ブルームバーグ氏は18日朝に発表された公共ラジオ局NPR、PBSニュースアワー、マリスト大学による最新の全国世論調査で19%の支持率を獲得。31%のバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)に次ぐ2位につけている。
ブルームバーグ氏、大統領当選なら通信社は売却へ
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