米国の空港でレンタカーを借りる代わりにウーバーやリフトで車を手配している人は、次に配車サービスを利用するときには、レンタカー大手ハーツやエイビスの車に乗り込むことになるかもしれない。米国の空港は増加する配車サービス会社の車をどこに配置するかやその車や乗客にどう課税するかについて頭を悩ませているが、現場ではちょっとした緊張緩和が生まれつつある。車を借りずに配車サービスを利用する空港利用客が増える中、エイビスやハーツはウーバーやリフトと提携し、レンタカーを配車サービスに貸し出しているのだ。ウーバーやリフトのドライバーは、耐用年数が終わりに近づいたレンタカー車両を週200ドル(約2万2000円)ちょっとで借りることができる。これによりウーバーやリフトは多くのドライバーを確保し、使用年数がわずか数年の手入れの行き届いた車を運転させることができる。ドライバーも自家用車を消耗したり、多額の保守費用を負担したりせずに済む。レンタカー会社は、車両の売却前により多くの利益を上げられる。
配車サービスとレンタカー、米空港で異例のタッグ
耐用年数終了間近の車両をドライバーに貸し出し
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