【ワシントン】米ホワイトハウス高官は国家安全保障上のリスクが疑われる米国内の人物を監視する政府のプログラムを巡り、変更を議論している。事情に詳しい関係者によると、2016年の大統領選で陣営顧問を務めたカーター・ペイジ氏が調査対象となったことについて、ドナルド・トランプ大統領が憤りをあらわにしたことが一因となっている。  外国情報監視法(FISA)の一部条項を含め、諜報(ちょうほう)活動を巡る法律が来月に失効することから、この機に乗じて変更する試みが持たれている。