【アンタキヤ(トルコ)】シリア政府の攻撃を逃れて移動している大量の難民は、隣国トルコへの入国を阻まれ、混み合う収容所でゴミや予備の服を燃やして寒さをしのいでいる。  過去9年続くシリア内戦で最大規模となる難民流出は、救援隊員が対応できる限度を超えている。地政学危機の震源となり、世界に波及しかねない脅威となっている。  国境に押し寄せたシリア人の一部は、強行突破する構えを見せている。難民の移動を支援する活動家は「イドリブからベルリンへ」とスローガンを掲げた。  人道危機が深まる中、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領への圧力は高まっている。