米大統領選に向けた民主党候補者選びが3日に実施されるコロラド州では、規定変更により、20年ぶりに党員集会ではなく予備選が開かれる。州務長官によれば同州の有権者は350万人。その3分の1以上が民主・共和両党のいずれにも所属していない無党派層で、今回から初めて候補者選びに票を投じることが可能になる。そのため、変更によってどの候補でもより多くの代議員を獲得できる状況となり、コロラド州の民主党予備選の行方はより不透明な情勢となっている。前回2016年のコロラド州の民主候補者選びでは、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が59%対40%でヒラリー・クリントン元国務長官を破った。だが今回から、通常は党員集会よりも多くの参加者が見込まれる郵送方式の予備選に切り替えたこと、また無党派層の参加も認めたことで、状況は大きく変わっている。
コロラド州予備選、サンダース氏優勢も無党派層が行方握る
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