やりきる力、好奇心と執着力

 人によって表現は違いますが、学校の勉強より、非認知能力ともいわれる、最後までやりきる力のほうが、はるかに人生には役立ちます。

 ノーベル賞を受賞した吉野彰先生は、どんな力を鍛えるのが大切といわれていたでしょうか。

 結局、好奇心と執着力です。

 執着力は、好きなことを最後までやることでしか身につきません。

 アインシュタインは「業績を上げた人は全員偏執狂である」といっていますが、僕もそのとおりだと思います。

 お母さん、お父さん、好きなことは何でもいいのです。
 徹底的にやらせてあげてください。
 そのことによって執着力がつくのです。

 続きは次回にしましょう。

 過去の僕の『哲学と宗教全史』全連載は「連載バックナンバー」にありますので、ぜひご覧いただき、楽しんでいただけたらと思います。