10日の米株式相場は大幅反発。金融危機以降で最大となった前日の下落分を一部解消した。ダウ工業株30種平均の終値は前日比1167.14ドル(4.89%)高の2万5018.16ドル。S&P500種指数は135.67ポイント(4.94%)高の2882.23、ナスダック総合指数は393.58ポイント(4.95%)高の8344.25で取引を終えた。ダウ平均は寄り付き直後に1000ドル近く急伸したものの、その後は売られて正午までにマイナス圏に沈んだ。取引終盤にかけて再び買いが優勢となった。金融市場全般で不安定な動きとなったことを受け、リスク資産が完全に回復するには数日もしくは数週間かかる可能性があるとの見方が広がった。
NYダウ大幅反発、経済対策に期待
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