米軍は、イランの支援を受けてイラクで活動するシーア派民兵組織に対する報復攻撃を開始した。複数の米当局者が明らかにした。イラクの米軍駐留基地に11日、ロケット弾が落ち込まれ、米英の軍関係者計3人が死亡していた。関係者によると、米軍の標的は、イランが支援する民兵組織がイラク国内で所有する武器貯蔵施設。米軍の攻撃は現在も続いており、同施設がどの程度の被害を受けたのかは不明という。ここ数週間、米軍関係者が駐留するイラクの複数の基地に対する攻撃が相次いでいた。大半の攻撃は失敗に終わっていたが、11日には米英の軍関係者計3人が死亡。越えてはいけない一線を越えたため米国が報復攻撃に出たと、軍当局者は述べた。当局者によると、米軍の司令官らはイラク国内での報復攻撃前にホワイトハウスと協議していた。
米、親イラン民兵組織に報復攻撃 イラク国内
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