売上高17億円、ワールドファームに見る「レジェンド農家」の必須条件
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リタイアする農家から農地を借りて、売上高20億円前後に急成長を遂げた「勝ち組農家」の成長が止まらない。ダイヤモンド編集部が選定する「レジェンド農家」1位、茨城県のワールドファームなどがその代表だ。特集『儲かる農業 攻める企業』(全17回)の#2は、大企業とも対等に渡り合う有力農家のビジネスモデルを解剖する。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)

大企業がこぞって囲い込む
有力農家のお宝ビジネスモデル

 ダイヤモンド編集部は恒例の「レジェンド農家ベスト20」を今年も発表した。「担い手農家アンケート」の回答者1600人の中から、規模や収益性などを評価して選び抜いた猛者たちだ。

 レジェンド農家のトップに立つのがワールドファームだ。野菜農家では全国屈指の700ヘクタールの経営面積を誇り、農場は茨城、熊本、鳥取、石川など10県にまたがる。

 レジェンド農家の多くがワールドファームのように、本拠地で確立した「高収益のビジネスモデル」を、複数のエリアでも展開する方法で成長戦略を描いている。