ハーバー大学政治研究所が23日公表した世論調査によると、米国の若者の大半が、今年11月の大統領選で確実に投票する予定だ。そうした層の中では、ドナルド・トランプ大統領の不支持率が支持率を大きく上回る。全米の18歳から29歳を対象に実施したこの調査では、回答者の54%が今秋の大統領選で投票すると述べた。2016年の同時に比べ4ポイント増えたが、依然として誤差の範囲に入る。国家があるべき姿で機能していると考える回答者は10人に1人もいなかった。若い有権者は民主党への偏りが大きいが、他の年代に比べて投票率が低いため、注目を集めている。回答者の3分の2はトランプ氏の功績を認めておらず、トランプ氏によって生活が悪化したとの回答は、改善したとの回答のほぼ2倍に上った。また、投票する可能性が最も高い18歳から29歳の回答者では、民主党から立候補しているジョー・バイデン前副大統領の支持率がトランプ氏を30ポイント上回った。