どうなる景気・市場どうなる透視#8
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企業の業績や投資のリターンを大きく左右する為替レート。ドル円・ユーロ円レートはどう動くのか?注目の通貨は何か?特集『どうなる景気・市場 どうする投資』(全10回)の#8では、7人の為替ストラテジストが今後の為替の動きを予測する。

「週刊ダイヤモンド」2020年6月20日号の第2特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

 100円から110円。これが円の対ドルレートの年末値の予想を7人の為替ストラテジストに聞いた結果だ。なんと10円の幅に収まった。回答の年内の最高値と最安値の差の平均は7.8円だ。最小の深谷幸司・オフィスFUKAYAコンサルティング代表に至ってはわずか3円である。

 2019年初以降、円の対ドルレートは101円から112円の狭い範囲で推移してきたが、今後もその傾向は続きそうだ。

 その理由としてまず挙げられるのが金利差だ。金利が高い通貨にお金が流れ、その通貨が高くなるというのは為替相場のセオリーの一つだ。