2022年卒の就活はやや後ろ倒しで始まった Photo:PIXTA

例年、3月に開催されていた企業の合同説明会は、新型コロナウイルスの影響で全て中止となり、2021年卒の就職・採用活動は出鼻をくじかれた。その後、緊急事態宣言による外出自粛などによって企業の採用活動は後ろ倒しとなり、21年卒の就活は長期戦の様相を呈している。では、22年卒の就活はどのようなスケジュールになるのか。採用アナリスト・コンサルタントの谷出正直氏が独自に実施した企業への調査を基に編集部が最速で予測した、22年卒の最新就活カレンダーをお届けする。(ダイヤモンド・セレクト編集部 前田 剛)

 2021年卒の就活は、新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな影響を受けている。リクルートキャリアの就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2021年卒)」によれば、7月1日時点での内定率は73.2%と、昨年同期比で12ポイントも低い水準にとどまっている。

 緊急事態宣言が解除されたことでオンラインだけでなく対面での採用面接も徐々に増え始めており、今後内定率は上がっていくとみられるが、21年卒の就職・採用活動の長期化は避けられないだろう。それは、22年卒の就職・採用活動も大きな影響を受けることを意味している。

 採用アナリスト・コンサルタントの谷出正直氏が今年5月に大手・優良企業を対象に行った調査では、企業がインターンシップの受け入れ時期を21年卒と比べて後ろ倒しにし、受け入れ人数も減らす意向であることが分かった。いまだ21年卒の採用活動を継続している企業側からすれば、22年卒の採用活動は後ろ倒しせざるを得ないということだろう。

 だからといって、企業がインターンシップを軽視しているというわけではない。谷出氏の調査によれば、22年卒のインターンシップ実施の目的を「採用直結」と答えている企業は、21年卒のときと比べて1.4倍に増えている。むしろ企業は、インターンシップをより重視していることがうかがえる。

 では、そうしたインターンシップに参加した学生への早期選考と内定出しのタイミングは、21年卒と比べてどう変化するのだろうか。