コロナ後、どんな世の中になる?

では、コロナショックによって世の中はどう変わるのでしょうか。

結構、プラス面も多いと思います。

僕自身、コロナ前は、Zoomを触ったことがありませんでした。

でも、コロナ後は、1日5回ぐらいZoomでインタビューを受けたり、会議をやったり、800〜2000人の全国の学生とオンライン講義をやるようになりました。

Zoom飲み会も7、8回やりました。

72歳の僕でもZoomを使えるようになったわけですから、日本全体で見れば、社会のITリテラシーは間違いなく上がっています。

日本経済で深刻なのは労働生産性の低さです。

1970年に比較統計を取り始めてから半世紀以上、G7の中では最下位を続けてきたのが「労働生産性」です。

これは、ダラダラ残業やつき合い残業に根本的な原因がある、とほぼ学者の意見は一致しています。

日本企業では職場に遅くまで残ることがロイヤリティとやる気の証であるとみなされているので、上司が長時間労働をひたすら評価する仕組みになっています。

長い間、会社で働いた人は価値があるという年功序列の考え方と長時間労働はほぼ同じだということです。

これが日本の労働生産性を引き下げてきた一番の要因です。

上司も部下も長時間残業する日本。僕も昔、日本の大きな生命保険会社で働いていたのでよくわかります。

僕のサラリーマン時代でも、上司のマネジメントが曖昧なケースが多々ありました。

「こういうことをやりたいが、みんなで議論してなんとかまとめてよ」

などという上司が山ほどいましたからね。