エントリーシートで鍵となるのは志望動機 Photo:PIXTA

秋のインターンシップが本格化している。インターンシップは就活生にとっては企業を知る重要な機会だが、募集人員に限りがあるため選考を通過することは簡単ではない。そこで、毎年約200人の学生が受講するキャリアデザインスクール、我究館の副館長・藤本健司氏が、インターンシップの選考を通過するためのエントリーシートの書き方を伝授する。

 前回の連載では、インターンシップ選考を通過するためのグループディスカッション対策を述べたが、今回は選考を通過するためのエントリーシートの書き方について話してみたい。

志望動機は「知りたい」ではなく
「確かめたい」ことを主張する

 多くの就活生は、インターンシップに参加したい「志望動機」として、次のようなことを書く。

「貴社についての企業理解を深めたい」

「貴社のこのような業務について理解したい」

 実際、インターンシップの目的は企業理解であったり、業務理解であったりする。そのため、この考え方や表現は決して間違ってはいない。マイナビの22年卒の就活生を対象にした調査でも、インターンシップの応募動機として「興味があるかどうか」が上位を占めている(下図参照)。

 ただ、ここで大事なのは、就活生は常に他者と比較される対象であり、選考を勝ち抜かなければならないということだ。そこで私は、学生に対して次のようなアドバイスをしている。

  • ・志望動機では、「知りたい」ではなく、「確かめたい」という主張をしよう
  • ・「社員訪問」をしよう

「知りたい」というのは、「御社に強く興味があるのでインターンシップに参加したい」といったものだ。他方の「確かめたい」というのは、自分のこれまでの経験が「御社で(御社の○○の仕事で)生かせるのか、貢献できるのかを、(就業体験を通じて)確かめたい」というニュアンスだ。詳しく説明していこう。