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個人の家計相談をたくさん受けていて、「お金持ち予備軍」と「貧乏予備軍」の違いが見えてきた。その運命の分かれ道となるのは、「預金通帳の使い方」だ。本稿でご紹介する「残念な通帳の使い方」を反面教師にしつつ、お金持ち予備軍の上手な活用法を手本にしてほしい。(株式会社生活設計塾クルー ファイナンシャルプランナー 深田晶恵)

「紙」でも「デジタル」でもいいので
預金通帳を活用しよう

 前回の当欄では8月21日のニュースを受けて、『みずほ銀行「通帳発行料1100円」の衝撃、有料化の嵐で損しない選択は?』と題した記事を配信。無料が当たり前と思われている通帳発行が有料化していく銀行業界の事情についてお伝えした。

 先週9月10日には、「ドコモ口座」を使って不正に銀行口座から出金されてしまうという被害が発覚した。被害を受けたのはドコモ口座と提携している銀行の預金者で、ドコモユーザーに限らないというのは驚きだ。わが家も連携銀行の1つであるゆうちょ銀行に口座があるので、すぐに記帳し、被害がないことを確認した。

 キャッシュカードがあればATM(現金自動預け払い機)で残高確認はできるが、不正にドコモ口座へ出金されていたとすると、履歴は通帳で確認するしかない。やはり、通帳は日常的に使える状態にしておきたい。Web通帳やデジタル通帳にしている人もログインして履歴を確認しよう。「紙」でも「デジタル」でもいいので、通帳は大事なものだと再認識させられるニュースだった。