米副大統領候補によるテレビ討論会の会場で新型コロナウイルス感染対策としてプレキシガラス製の仕切りが設置されている。設置を巡っては激しい議論がみられたものの、専門家らからは感染対策としてはあまり機能しないとの指摘もある。プレキシガラス(アクリル板)は感染対策を強化しているようにみえるものの、実際は空中浮遊粒子が部屋中にまん延することをあまり阻止できないという。コロラド大学ボルダー校で機械工学を教えるシェリー・ミラー教授は、「プレキシガラス製の仕切りではこれらから保護することはできない」と述べる。ドナルド・トランプ大統領や複数の政権スタッフが新型コロナウイルスの検査で陽性の結果になったため、副大統領討論会では改めて感染拡大阻止が喫緊の課題となっていた。
米副大統領討論会、アクリル板でコロナ対策も残る懸念
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