で、次にすることは、50代は人生の半ば、という意識を持つこと。

 はい、あなたは、いま自分の人生の真ん中あたりにいます

 寿命が65歳くらいだったころの古い生き方や価値観に影響されずに、人生100年というタイムラインで、これからの自分の人生を考えていこう。ただし、この本では、多くの人が現実的に考えやすいように、やや控えめに「人生90年」として書いてみた

 残念ながら日本の制度は、人生90年にまだ追いついていないから、いろいろ不便がある。たとえば、退職年齢が60歳とか65歳とか。だから、国や制度に頼っていては、よい人生は送れない。自分で自分の人生を設計して、イニシアチブをとる。

 その第一歩は長く働くこと。65歳までなんて、笑っちゃうね。

 美しい人生の配分というのは、次のような感じではないかと考えている。

養育や教育を受ける準備期間 25%
ばりばり働く期間 50%
ややペースを落とし、リラックスして働く期間 15%
国や家族に養ってもらう期間=老後 10%

 人生65年のときは、16歳まで教育を受け、49歳までばりばり働き、59歳までのんびり働き、60歳から65歳までの6年間が老後。なるほど、たぶんこんな感じだったろう。人生90年だったらこうなる。

 23歳まで教育を受け、67歳までばりばり働き、81歳までのんびり働き、82歳から90歳までの9年間を、老後として優雅に暮らす。うん、美しい。

 そのために必要なことを、お金に関連することを中心に本書にまとめた。たとえば、長く働くこと、貯めること、住まいのこと、生命保険のこと、子どものこと、親のこと、投資のこと、お金の管理のことなど。すこぶる実用的です

 長年(はや25年以上)、お金のアドバイスをする仕事をしているが、私の結論はこれ。

お金のことは必ず解決できる(命を取られることはない、死ななくていい)
問題にきちんと向き合うことが、解決の第一歩(逃げていてはだめ)
貯める増やすは大切。働く稼ぐはもっと大切
夫婦で協力するとすごい力になる

 この本を読んで、あなたのこれからの半生を、お金の不安なく、わくわく楽しく過ごしてほしい。必ずできます

 それから最後に付け加えますが、お金のプランは専門家(FP)の力を借りると、やはり百人力。本書を読んで自分なりのプランをつくった後に、さらにパワーアップして確実に実行するため、ぜひ相談にいらしてください。お待ちしています。

ダイヤモンド・プレミアム(初月無料)で続きを読む
Amazonで購入