急増の期日前投票が波乱要因
前回投票数の4割超える
米国の大統領選挙と議会選挙が11月3日に投票日を迎える。現状では民主党のバイデン前副大統領が有利とされているが、かつてない不透明な要素がある。
今回の選挙の特徴は期日前投票が急増していることだが、郵送投票の開票に時間がかかる上、集計などをめぐっての訴訟合戦など予想される。
トランプ大統領が劣勢でも、トランプ陣営がさまざまな抵抗手段を講じて居座るという異例の事態も取り沙汰されている。
新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済回復の勢いが止まり、トランプ氏の形勢逆転の難しさが強まるなかで、その「まさか」が起こり得る状況だ。