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 新型コロナウイルスの感染が長引く中で、「Go To」事業では「Go To Eat」が始まり、年末に向けて新型コロナ第3次対策を盛り込む補正予算や来年度予算作りが本格化する。

 コロナ禍では、感染防止と経済再開、財政健全化は「トリレンマ」の関係だ。感染防止を徹底しようとすれば、経済は回らなくなる一方、その間の休業や収入減少に対する支援などで巨額の政府支出が必要になり財政の持続性もあやしくなる。

 逆に経済再開を急げば、欧州のように感染が再拡大し再び経済活動に急ブレーキをかけることになる。

 菅新政権の秋以降の経済運営はこの「トリレンマ」を明確に意識した政策が必要だ。

感染防止と経済再開、財政健全化を
どうバランスさせるか

 新型コロナウイルスの日本国内初の感染者が1月中旬に確認されてから、10カ月余りが経過した。