2006年の発売から、なんと16年目を迎える『和田裕美の営業手帳』。世界No.2セールスウーマンのノウハウが詰まったこの手帳の愛用者は、いまや営業パーソンに限らずさまざまな職業の方、そして高校生から80代の方まで幅広い層に広がっています。
『和田裕美の営業手帳』の大きな特長は、愛用者の皆様から「使っていると元気が出る!」という感想が非常に多く寄せられることです。その理由は、手帳のいろいろな箇所に著者・和田裕美さんからのメッセージが掲載されているからでしょう。
そこで、これから3回にわたって『和田裕美の営業手帳2021』に掲載されたメッセージをご紹介します。今回は週間スケジュールページに載っているWeeklyメッセージから、「仕事に悩んだときに元気を与えてくれる言葉」をお贈りします。手帳を開くたびにこんなメッセージが目に入れば、元気が出ること間違いなし!

「元気が出る手帳」が仕事に悩むあなたに贈る8つのメッセージ和田裕美(わだ・ひろみ)
京都生まれ。ビジネスコンサルタント・作家、株式会社HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開している。累計220万部超の著書に『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『稼げる技術』(以上、ダイヤモンド社)等多数がある。(毎日配信、登録無料「ワダビジョン」@wadahiromi和田裕美ブログ)。

誰よりも早く本格始動するWEEK

私が営業をやっていたとき、「正月気分を捨てろ!」なんて言われたことはなかったです。なぜなら、お正月にしっかり目標数字を意識して、休み明けと同時に誰よりも早く活動していたからです。他の人がまだお正月気分でいるならば、こんなチャンスを逃す手はない。ウサギが休んでいるときこそ、カメは地道に歩いて勝つのです。──【2021年第3週のメッセージ】

 

「コミットメント」のWEEK

あなたはコミットしていますか? みんなの前で「やります」を宣言していますか? もちろん、これには勇気が必要です。達成できる保証はなく、できなかったら恥をかくからです。でも確実に言えるのは、コミットした人はしなかった人よりも達成する回数が圧倒的に多くなるということ。最初から「失敗したら……」と想像してしまったら、怖くて動けなくなります。──【2021年第6週のメッセージ】

 

投資を生かすWEEK

研修やセミナーを受けるとき、受講する数時間だけに投資したわけじゃないということを認識してください。受講している時間よりも、その後の一生の時間こそがセミナーなどの効果を期待できる(もしくは相乗効果としてもっともっと膨らむ)期間となるのです。学んだことを取り入れて自分のものにすれば、投資した以上のものが返ってきます。──【2021年第14週のメッセージ】

 

気分を害されないWEEK

「今日はいい日になりそう!」と朝から気分が前向きな日でも、機嫌の悪い上司、理不尽なクレームなど、いきなりあなたの感情をダウンさせることが起こったりしませんか? それはあなたが安全運転をしているのに、暴走車が横から突っ込んでくる事故のようなものです。だから、ネガティヴに飲まれないように「よかった探し」できる習慣が必要なんです。──【2021年第22週のメッセージ】

 

「自分の心を変えていく」WEEK

「苦手な上司がいて辛い、どうしたらいいですか?」と質問されることがあります。場合によっては「こうすればいい」という対処法もあるけれど、やはり根本的解決は「あの人を変えたい」という考えを捨て、「苦手と感じてしまう自分の心を変えよう」と考えることです。自分の心を明るくするほうが、ずっとシンプルに幸せになれる方法だと私は思っています。──【2021年第26週のメッセージ】

 

「好きはあとからやってくる」WEEK

「好きを仕事にしよう」というフレーズが流行ったせいで、自分の好きなことを探す人が増えました。けれど、そもそも探さないとわからない人の多くは「好きなこと」がないのです。多くの人は「好きな仕事」に就いているのではなく、やっているうちに「好きになった仕事」をしています。「好き」は入り口ではなく、ドアを開けて進んだ先に待っているものなのです。──【2021年第40週のメッセージ】

 

「あと一歩進む」WEEK

「今日はもう終わりにしよう」と思ったら「あと一人に声をかける」と決めて、営業時代を過ごしました。不思議なことに、あきらめかけた次の一歩に大きなチャンスが潜んでいることがとても多かったのです。成功の一歩手前であきらめてしまう人も多いけれど、もうダメだと思ったらあと一歩進んでください。しつこく、しぶとく、あきらめないで!──【2021年第47週のメッセージ】

 

「わくわくしたら動け!」のWEEK

20年前、勤めていた外資系企業が日本から撤退し、職を失った私は、大きな決意もなく成り行きで起業することになり、ご縁があって本を書くことになりました。ただ、目の前にチャンスがやってきて、わくわくしたからやってみた。そして私は、やりたいことを見つけました。想定していなかったことでも、わくわくしたら、それは「GOサイン」なのです。──【2021年第50週のメッセージ】

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いかがだったでしょうか。次回の記事では、同じくWeekyメッセージから「人間関係で悩んだときに元気を与えてくれる」メッセージをご紹介します。

(続く)