コロナで評価を上げた企業とは?
コロナで評価を上げた企業の特徴とは? Photo:PIXTA

就活生が業界研究をする際に最も気になるのが、実際に企業で働いている社員の「本音」。特に今、志望度を左右する大きな要素といえるのが、コロナ禍での企業の対応だろう。現在では就活生の2人に1人が利用しているという社員クチコミサイト「OpenWork(オープンワーク)」の協力を得て、独自に作成した「新型コロナウイルスによって社員からの評価を上げた企業ランキング」を紹介する。(ダイヤモンド・セレクト「息子・娘を入れたい会社2021」編集部)

*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「息子・娘を入れたい会社2021」の「社員のクチコミで評価!働いて満足度の高い企業ランキング」の一部を加筆・修正のうえ、転載したものです。

「入社したら社風が想像と違った」
 
 1年以上に及ぶ就職活動を経て入社した会社で、社風などにギャップを感じる新入社員は少なくない。パーソルキャリアが行った調査(「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」2019年)によると、約8割が入社後に何らかのギャップを感じているのだという。

 そうした入社後ギャップを少なくするために役に立つのが、現役社員・元社員によるクチコミだ。雑誌『息子・娘を入れたい会社2020』では、日本最大級の社員クチコミサイトOpenWorkを展開するオープンワークに協力を依頼。新型コロナウイルスの感染が拡大する中で評価を上げた企業、総合評価の高い企業、ホワイト度の高い企業や官公庁など、独自の視点でランキングを作成した。

 今回はその中から、「コロナ時代に社員の評価を上げた企業ランキング」を紹介していこう。

新型コロナで評価アップ
共通する2つの特徴

「コロナ時代に社員の評価を上げた企業ランキング」は、新型コロナ感染拡大前の19年1月~12月と、新型コロナ感染拡大後の20年2月~8月の社員クチコミによる総合評価点(8項目から算出)を比較し、19年から20年の総合評価点の上昇幅の大きい順に企業を並べたもの。

 1位は野村不動産で、総合評価点は3.8点となり、新型コロナ前からの上昇幅は0.585と2位以下を大きく引き離した。

 2位はEYアドバイザーリー・アンド・コンサルティング(2020年10月から「EYストラテジー・アンド・コンサルティング」に社名変更)、3位にはアルビオンがランクインした。

 6位には、コロナで旅客数が激減するなど影響も大きい日本航空(JAL)。需要の減退で大きな打撃を受けている製造業からは、ヤマハ発動機が9位に。10位には外出自粛で大打撃を受けた旅行業界からクラブツーリズムがランクインした。