快進撃が続くエムスリーは株価が2.7倍に
市場評価の高いグロース株が相場を牽引した

 大型株の上昇率1位は医療情報サイトなどを展開するエムスリー。上期は45%の営業増益で株価は2.7倍に急騰した。現在の時価総額は約6兆円だが、これは三井住友フィナンシャルグループや三菱商事を上回っている。

 2位のSGホールディングスや8位のMonotaROはEC化、ゲーム関連のネクソン、カプコンは巣ごもり需要を取り込んだ。

「経済環境が不透明だったため、市場評価が高い成長企業が買われた。その半面、景気敏感株は割安に放置された企業が目立つ」(ラカンリチェルカの村瀬智一氏)

 小型株で上昇率1位となったのは動画配信のJストリーム。2位のケアネットは医療情報サイト、3位のすららネットはオンライン教育を展開する。

 コロナ禍が医療や教育のオンライン化を加速した結果といえるだろう。上位銘柄の上昇率は大型株よりも大きく、7位のブイキューブまでは株価が5倍以上に上昇した。