オンライン飲み会に一度参加してみたら、ふつうの飲み会と違ってお開きになるタイミングがなく、退出しづらくてなんともいえないだるさを感じてしまいました。わたしは気が弱いので「抜けます」という一言を言うのに勇気が必要で、「ボタン一つでそれとなく退出できるマシーンがあったらいいのに……」と思い、制作しました(下記参照。音が出ます)

「問題」というと、社会的な問題など大きなことを考えてしまう人もいるかもしれません。

 でも、そんなに構える必要はなくて、アイディアを考えるときにまず必要なことは、自分の半径1メートル以内に起こっている出来事を認識することです。

「オンライン飲み会、なかなか抜けられない」のように日常の中で感じる「ごく小さなストレス」を意識することが発想のとっかかりになるのです。

 毎日の中で、小さなストレスを感じることは誰にでもあるはずです。この小さなストレスをどれだけ意識できるかが、アイディアの量に関係してきます。

 こうしたストレスは日常の中に多く潜んでいるのですが、ほとんどがちょっとした違和感のようにしか感じられなかったりして気づきにくいもの。

 本書では、アイディアにつながるそんな微妙なストレスの気づき方や、ストレスを感じやすいシチュエーション、そしてそれらをどうやってアイディアにするのかを紹介していきます。

(本原稿は、藤原麻里菜著『考える術──人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71』の内容を抜粋・編集したものです)