三井不動産のオンラインインターンシップ
2020年9月に三井不動産で行われた「街づくり体感インターン」の様子。対面式とオンライン式を併用しての開催となった 写真提供:三井不動産

就活生の親世代にはあまり馴染みがないかもしれないが、現在の就職活動において欠かせないのが「インターンシップ」への参加だ。インターンシップとは一体どのようなもので、このコロナ禍ではどのように実施されているのか。最新事情を紹介する。(ダイヤモンド・セレクト「息子・娘を入れたい会社2021」編集部)

*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)『息子・娘を入れたい会社2020』の「参加者急増!インターンシップ最前線」を転載したものです。

年々参加率は増加
インターンシップ「3つの種類」

 インターンシップとは、実際に企業での就業体験を通じて、業界や企業への理解を深められる制度のこと。入社試験へ進む前に、さまざまな企業のことを短期間で知ることができる貴重な機会だ。

 大学1年生から参加できるものもあるが、実際は大学3年生・大学院1年生の8月や2月頃に参加する人が多い。

 実は年々インターンシップへの参加率は上がっており、リクルートキャリアの調査・研究機関「就職みらい研究所」の調査によると、22年卒学生の20年9月時点での参加割合は46.8%と、すでに半数近くに上る。インターンシップに参加すると内定獲得に有利だという論調もあるが、積極的に早期から就職活動を行うことで、選考前に企業や自分の志向を知り、就活をスムーズに進める一助となる。

 インターンシップは、大きく3種類に分けることができる。

 1つ目が「1日完結型インターンシップ」。主に会社説明会や業界研究セミナーが行われる。まだ志望が固まっておらず、いろいろな業界や企業のことを短時間で知りたい人にお勧めだ。

 2つ目が「短期インターンシップ」。2、3日~2週間程度で実施されることが多く、グループワークなどを通じて、新規事業開発などのプログラムに取り組む。グループのメンバーやメンター役の社員と濃密な時間を過ごして立案などをするため、達成感も大きい。またインターンシップ参加から選考に直結するケースもある。

 3つ目が2週間から長いもので1年以上に及ぶ「長期インターンシップ」だ。実際に社員のように就業経験を積めて、報酬が出るケースも。外部からは分からない内情を知ることができ、実際に働く場合のイメージもつかみやすい。