JA陥落 農業沸騰#12Photo:Teera Konakan/gettyimages,da-kuk/gettyimages

有力農家の投票で決める「未来の農家ランキング」――。今年はコロナ禍でインターネット販売が増えた影響で、小規模・多品目栽培の農家が2位にランクインした。一方、7位の元祖・農業法人は、従来のハウス・露地栽培から植物工場などへと大胆に事業転換していた。特集『JA陥落 農業沸騰』(全21回)の#12では、農業の未来を見通す“赤丸急上昇ランキング”をお届けする。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)

「農業は有望な設備産業だ」
営業利益率10%目指す元祖・農業法人

 激変する農業界を生き抜くための斬新なビジネスモデルとは――。

 未来の“モデル農家”を発掘するために、ダイヤモンド編集部は担い手農家アンケートの回答者である有力農家に将来有望な農家を挙げてもらった。

 有力農家による投票で選ばれた「期待の有望株」はどの農家なのか。